『夜のピクニック』

恩田陸原作の『夜のピクニック』
の　映画を観た。


この原作は読んだことはないのだけれど
恩田陸の『図書室の海』という短編集を
ちょうど２年前の８月に
水戸LIGHT HOUSEに向かうときに読んでいた。
その短編のひとつに
この物語の予告編のようなオハナシが入っていました。

ロケ地も実際に水戸だったみたいなのだけど
そのときに水戸の本屋で恩田さんの特集されていて
その辺出身のひとなのだと知りました。

ってことで
なんだか偶然にもいろんなことがリンクしている
ちょっと思い出と思い入れがあって
気になる映画だったのです。

そして、観た。
ステキーーーーーー

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とにかく
若い俳優さんたちが
みんなとてーーもステキでした。
いい！いい！グー！笑

てことで、メモ。
すぐ忘れちゃうからネー

【甲田貴子】→多部未華子(山田太郎の女の子だー)
【西脇融】→石田卓也(蝉しぐれに出ているらしい)
【戸田忍】→郭智博(リリイ・シュシュ…どこに出てた？)
【後藤梨香】→貫地谷しほり(スウィングガールズに出てるのかー)
【榊順弥】→池松壮亮(ラストサムライの男の子かー！！)

特に、戸田くんと梨香が好きでした。役が。
戸田くん…！！すごいいい男だよ！！笑
一見ちゃらくて嫌いなタイプなのだけど
実はいろいろとよく物を考えるひとで
おまけに自分のことはさておきの世話焼きさん、
すごいステキー！！！(・∀・)
ラスト手前のドキドキ感がたまりません。
あの「告白相手はどこに？」のシーンは
２度見しました。笑


映画全体の話にしましょう。
冒頭シーンから
THE 高校時代！！ていう
リアルな空気感があって
ワタシそういうのにすごく弱いのね。
で、最初っから　全然なんでもないシーンなのに
泣きそうになった。笑

前編通して、その空気感がすごくステキです。
「ただ歩くだけなのに、なぜか特別」
っていうその感じが　伝わる。
あったじゃない、青春時代って
そういうのが。
あった…？笑　いや、あるじゃない！！笑
いつもと同じように夜が更けて、そして朝を迎えているだけなのに
なぜかスペシャルで　普段いえないことが言えてしまうようなあの感じです。

数人の俳優の名前をメモしたけど
それ以外にもたくさんの主役たちがいる。
だから、ストーリーの展開はポンポンッて
気持ちよく進みはするのだけど
でも複雑な進み方をする。
あれ…？なんでここで喜ばないの？
なんでみんなそんな深刻なの？

・・・・・・
ああ！そういうことねー！！

みたいな、そんな展開です。


あーーー
いいなーーーいいなーーー
重い悩みを中心に回ってるくせに
馬鹿げてて熱くってそして爽やかで
いい映画でした。
映画で観てよかったと思うよ。
原作は、しばらくしてから読んでみよっと。

ごちそーさまでしたッ！！！